農作業が本格的に始まります
こんにちは、岡本農園です。
つい最近まで、寒い日が続いておりましたが、あっという間に気温が上がり
農作業が本格的に始まりました。
当農園は、30haの畑を使用します。
今は玉葱を植える準備です。
様々な野菜を育てるので、畑の面積を最大限活用できる様、計算が欠かせません。
専用の機械で距離を測ります。
無農薬、無化学肥料の圃場を設けています。
こちらでは、長ネギ、ニンニク、長芋に加え、ブルーベリーも育てます。
長ネギ
ニンニク
長ネギとニンニクは似ていますが、離れてみると大きさはずいぶん異なります。
左がニンニクで、右が長ネギです。
ブルーベリーは、今はまだ小さな木ですが、これからどんどん育っておいしい実がなります。
無農薬、無化学肥料のエリアを、必要最低限の農薬を使用するエリアは
お互いに影響が出ないように、ひまわりを植えます。夏にはきれいな黄色のラインで区分けされるのです。
ここで少し、農薬についてお話をしたいと思います。
当農園はエコファーマーとして、北海道知事から認められています。
小豆、トウモロコシには病気に感染するのを防ぐために必要最低限(通常使用する量の50%以下)の農薬を使用しています。
1つの作物が病気になれば、その作物と土は壊滅的な状況となり、次の年の種子が確保できないなど、持続的な農業が難しくなります。
こうした理由から、特に病気が出やすい時期だけ最小限の農薬を使用し、極力自然に近い環境で作物の栽培をしております。
作物によって様々な病気があります。こうしたことは、今後少しずつお話ししていきたいと考えています。
では、ここで話題を変えて、私たちの大事な仲間を紹介します。
畑にたたずむ、深紅のkubota君です。
十勝の大規模農業には、こうした重機が欠かせません。
道路では、一般車両に優しく追い抜かれてしまいますが、畑では大活躍してくれます。
「やさしい野菜を育てる」というのが、当農園の生産方針です。
今年も、食べてくれる人の事を考えながら、自然とともに本当にいい野菜を育てていきたいと思います。